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おとといの朝、
夜間、鳥かごにかけているカバーを取ると、いつも居るはずの止まり木に居なかった。
一瞬、出てしまったかとビックリしたが、よく見ると、下にうずくまっていたのだった。
「ありゃ?なにやってんの?」
と声をかけると、向こうもビックリしたらしく、そそくさと、いつもの止まり木に上がろうとしていた。
が、
全く力が入らないようで、ヘナヘナと横たわってしまう。
東京は雨が続き、数日の間、少し冷え込んでいた。
「やはり暖房を止めるのが早かったか…」
と、その日は、高温に設定したオイルヒーターを近くに置き、仕事にでかけた。
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夕方、帰ってから、様子を見たが、あまり変わっていないよう。
どうも右足に力が入らないらしく、踏ん張って動いても片足なので、その場でぐるぐるまわってしまっていた。
近所の動物病院へ何件か電話してみたが、どこも断られてしまい、
最終的に、神奈川の「エキゾチックアニマルクリニック」へ連絡してみた。
ここは以前、
カメが具合が悪くなった時にも電話したのだが、何度かけても話し中でつながらなくて、その時に多摩市の某有名動物病院へ行った、という思い出がある

今回も、やはり話し中。
でもまぁ、今回は幸いにも3度目の電話でつながった。
しかし、
予約診療がいっぱいで、今から来られてもいいが、軽く診ることしか出来ない場合もあるかも知れない。予約を取るなら一番早くて明日の15時半が空いている、と言われた。
で、私は、その15時半でいい、と言い、予約をしたのだ。
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その夜、
トリカゴの底面に新聞紙を敷いた。格子状だと足がはさまりそうな気がしたので。
付属のエサ入れには届かない様子だったので、傾けてあげてみたら、ものすごく長い間食べていた。
その後、エサと飲み水を、浅い小皿に替えておいた。
時折じたばたしているので、エサも水もこぼしてしまうだろうなぁ、とは思ったけど、一晩だからいいか、と思った。
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夜の間、何度かバタバタしている音が聞こえていた。
数回見に行ってみたが、横になっていたり、仰向けになっていたり…。
鳥類が仰向けに寝ているなんて、やはり尋常ではない…。
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朝になり、見てみると、案の定、エサは散乱し、水はこぼれてお皿はカラカラ。
それでも、何度も、片足で一生懸命体勢を整えようとしていた。
オットが出かけ、その後、娘も「トリさん、横になってるねぇ

」と言い、登校して行った。
朝8時頃だった。
私は、その後、
「さて、どうやって行こう」
と、病院への行き方をネットで調べていた。
そして、ついでにトリの病気や症状などもいろいろ検索してみた。
「高齢のインコは、精巣腫瘍になりやすい」という記事を多々目にした。
はぁ・・・また「腫瘍」に苦しめられるのか・・・。
と思った、その時、ふと、
妙に静かな感じがした。
何の気なしに、上の階を見に行った。
ドアを開けると、むっとした空気が出てきた。(室温を上げているので。)
そ〜っと、トリカゴに近づき、インコの様子を見ると、
今までと同じように、横たわっていた。
でも、違うことがあった。
まぶたを閉じていた。
いくら凝視しても、おなかが動いていない。
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この時の時刻は、9時過ぎだったと思う。
オットと娘を見送ってから、逝ったのだろう。
手に取ってみたが、もう温かくはなかったが、冷たく固い状態でもなかった。
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今となっては、腫瘍だったのかはわからないが、見た目はどこも腫れている感じはなかった。
ただの老衰だったのかもしれないが、およそ丸一日、ときおりバタバタしていたのは何か苦しんでいたのではないかとも思え、悔やまれる。
前の日の夕方に、あれから病院へ行って「軽く」でも診てもらっていたら、何か違っていたのではないか?とも考えてしまうが、診てもらっても結局同じ結果の場合もあるし…とも思ったり…。
長女猫ダイヤは、食べても食べても吐いてしまう状態で、ダイヤの空腹感を考えるととても辛かった。
命を縮めてもいいから、一度でいいから満腹にさせてあげたかった。
今でも、これが一番の心残りでした。
それに比べると、インコは最期の晩、一生懸命食べてくれた。
そのことを考えると、少しだけ心が楽だ。
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娘が帰って来てから、ふたりでインコを埋めました。
あるじの居なくなったカゴ。
天気が良かったので、その後、外に出しました。
しばらく日向ぼっこさせておこうと思います。
ようやく暖かくなってきたのに、
本当に残念です。
