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"It”と呼ばれた子
2004年05月30日 (日) | 編集 |
 もう1年以上前に姉から借りたこの本をようやく読み始めてみた。 書店で見かける度に「あぁ~読まなければ…」と思いつつ、 なかなか取りかかれなかったのであった。 コピーに躊躇していたわけではなく、ただゆっくり読みたいと思っていた本だったから、しっかり時間の取れる時でないと始められなかった。 そして、一晩一冊ずつ一気に読んだ。 「ガスコンロで腕を焼かれる」 「アンモニア水を飲まされ、塩酸入りの洗剤で掃除をさせられる」 「弟の汚物を食べさせられる」 そんな「母親からの児童虐待」を受けた本人が語った本であった。 これには、続編もあり、借りたのは3冊。 「幼年期」「少年期」「完結編」 実際に虐待を受けた期間をまとめたのが幼年期であった。 だから、これが一番悲惨な内容に思えました。 でも、あくまで、5,6歳の子供の観点からの文章になっているため、 とても読みやすく判りやすく、たんたんとしている。 状況はおぞましいものだけれど、当人の考え方が違うので、さらっと書かれていたりする。 周りの人の思い、特に母親の真意や、父親の気持ちなども何も出て来ない。 本当に、少年自身から見た事のみ書かれている。 ちなみに「母親がなぜ虐待するようになったか」は完結編に少しだけ出て来る。 子供の虐待という事についても、もちろん重要な内容だと思ったけれど、 私はどちらかと言うと「里親里子」に関しての方が興味があった。 なぜか、私は昔から、里親・養子制度にとても興味をひかれる。 中学か高校生位の時にはすでに、そういうドキュメンタリー番組などもよく観ていたのであった。 (もし何かの縁があったら里親になってもいいと思っていたが、残念な事に(?)自分の子供が生まれてしまったので、とりあえず今の所それで手いっぱいである…(^^)ゞ) まー、そーゆー事で、そういう内容の物語本も我が家の本棚には多々ある。 そして、そういうモノには、やはり「虐待」が関与していたりする事も少なくない。 だから、虐待に関しての本も多い、と言ってもいいのかも知れない。 だから、「州史上最悪の児童虐待」といわれているこの本を読んで、 「これが史上最悪?あーそうなんだ。」という印象だった。 そういうモノを読み慣れているからなのかも知れない、と思った。 でも、ふと気が付いたのであった。 イヌやネコに対する虐待を、いろいろ知ってきたからなのかも知れない、と。 この「Itと呼ばれた子」は確かに、本当にひどい仕打ちを受けてきた。 でもそれは、最近発覚する動物虐待においての出来事とも大して変わらない。 そしてそれも、氷山の一角である事は明白な事実なのである。 この著者は、賢く強い意志の持ち主であったため、生き延びる事ができた。 でも、イヌやネコなど、小さな無垢な動物には、その力は無い。 「人間と他の動物の違い」 「虐待に対する人間の考え方の違い」などなど。 とても難しい。 結局のところは、自分は何も出来ず、高みの見物をしているだけなんだなーという事かなー。
AUTHOR: りえ DATE: 06/01/2004 10:50:47 高見の見物かも知れませんけど…どうしようもないですよね。 虐待する人間選別して排除する訳にもいきませんし・…
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