スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『北極のムーシカミーシカ』と「エコ・フォビア」
2005年11月15日 (火) | 編集 |
『北極のムーシカミーシカ』という映画を観てきました。
クマの兄弟ムーシカとミーシカの成長物語、といったところでしょうか。

人間に襲われた母クマの傍らで、泣きすがる幼い子クマ。
クレバスに落ちてしまったムーシカは、白鳥に助けられるけれど、カモメ達に襲われてしまう。
アザラシと友達になるけれど、クマはアザラシを捕食して生きていくのが定め。でも、ミーシカは、そんなこと考えたくない。

後半にある「夏祭り」は、この日だけは、動物達みんなが楽しく過ごし、襲い合ったりしてはいけない、という日。
そして、それが終わったあとには、ムーシカとミーシカが親元から離れて行く場面。

どれもこれも、かなり、キビシイ面もあり、
それが現実なんだ、と言えば、そうなのだけれど、子供にとっては、「怖い」印象だったようだ。

そういうのが、現実なのよ、と教えるのも良いけれど、
子供にとっては、時期を考慮しなくてはいけないとも思う。

「エコ・フォビア」というのを思い出した。
縁あって、何度かお逢いさせていただいている作家・川端裕人さんの『動物園にできること』という本に、この言葉が出て来る。
「エコ・フォビア」とは生態系嫌悪症という意味で、
例えば、性的虐待を受けた子供がセックスに恐怖を感じてしまうように、
小さいうちから生態系について怖い話を聞かされて育った子供は、生態系が破壊される現実に対して逆に目を背けたり、過剰に怖がってしまうことがある、ということらしい。

まぁ、だからと言って、食う食われる「現実」、環境破壊などの「現実」など「怖いこと」をさけて、可愛い動物のことだけを教えていてもいい訳が無い。

結局は、幼児の親としては「時期を考慮して」ということにするしかないでしょうかね。

でも、まぁ、我が家は、すでに、(↑このことを知る前から。)
いろいろ見せてしまったりしていたかも知れないけど…f(^^;)
テーマ:幼児教育
ジャンル:学校・教育
コメント
この記事へのコメント
エコフォビアについての最近のエントリ、みてくださったんですね。動物園本が文庫になるので気になって調べてみたのですが、結局、ある特定の著述家が言っている議論、のようです。
でも、リアリティ感じるんですよね。共感がまず先にあって、そこから怖いところとかが後で分かってくる、というふうでないと、その分野全体から目をそむけたりすることになっちゃうって、ありそうじゃないですか。
2005/11/20(Sun) 07:25 | URL  | かわばた #-[ 編集]
☆かわばたさま☆
こちらこそお寄り下さって有難うございましたi-189

ブログはいつも拝見しておりまして、「エコフォビア」の記事も先月読ませていただいておりました。
その後、今回この映画を観に行って、ちょうど思い出したので、書いてみました。

確かに、怖いという先入観があっては、何も正確に見る事が出来ないと思います。
だからと言って、怖いと思わないことがいいという訳でもないとも思います。
いたずらに怖がらず、かつ、本当の怖さをちゃんと理解する、というのが理想なのかな、と。
2005/11/21(Mon) 10:35 | URL  | まこ #MvSKUjhA[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。